囲碁

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ルーツ

4,5千年前に中国で生まれたと言われています。「ゲーム」としてではなく人間教育の一環として中国の皇帝や貴族は子供に囲碁を教えました。日本でも「琴、棋、書、画」がたしなまれていましたが琴は音楽、棋は囲碁のことです。特に囲碁は国を治め、人を治めるための教材であったといわれています。昔は貴族のたしなみであり、源氏物語の中にも碁を打つ女房達の様子が描かれています。

主なルール                   

  1. 碁石は19本の線の交わったところに打つ
  2. 黒石、白石を交互に打つ
  3. 一度置いた石は動かせない
  4. 相手の石を囲むと取れる
  5. 陣地の広いほうが勝ち

現況

囲碁は諸外国で見直され、世界の囲碁人口は年々増加している一方、日本では伸び悩んでいるのが現状です。しかし 最近国内でも、コミック「ヒカルの碁」の爆発的ヒットと、プロ棋士やアマチュア棋士の熱心な普及活動によって、保育園児・幼稚園児や小学生の間で徐々に広がりを見せています。囲碁は創造力・忍耐力・思いやりの心を育み、世代を超えたコミュニケーションづくりに役立ちます。囲碁の盛んな韓国では4人に1人が碁を打ち、子供の習い事として上位5位に入っています。